“こわっぱ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小童100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわんや年もゆかぬ小童こわっぱ、見も知らぬ推参者にかかる無礼を加えられては、死んでも弱いは吹けないのが神尾としての身上しんじょうであります。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あたかも聖書の戦馬が「ヴァー!」とうなるように、彼らは「前へ!」と叫ぶ、そしてたちまちのうちに小童こわっぱから巨人となる。
小姓共の方は、咄嗟とっさに主人の殺されたのを見、而も殺した人間が自分たちと餘り違わない小童こわっぱであることを知って、明かに度を失っていた。