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こわっぱ
ふりがな文庫
“こわっぱ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小童
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小童
(逆引き)
いわんや年もゆかぬ
小童
(
こわっぱ
)
、見も知らぬ推参者にかかる無礼を加えられては、死んでも弱い
音
(
ね
)
は吹けないのが神尾としての
身上
(
しんじょう
)
であります。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あたかも聖書の戦馬が「ヴァー!」とうなるように、彼らは「前へ!」と叫ぶ、そしてたちまちのうちに
小童
(
こわっぱ
)
から巨人となる。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
小姓共の方は、
咄嗟
(
とっさ
)
に主人の殺されたのを見、而も殺した人間が自分たちと餘り違わない
小童
(
こわっぱ
)
であることを知って、明かに度を失っていた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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