“せうどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小僮50.0%
小童50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路は昼間小僮せうどうに案内して貰つて知つて居るから別段甚しく迷ひもせずに、やがて緑樹の欝蒼こんもりと生ひ茂つた、月の光の満足にさしとほらぬ、少しく小暗をぐらい阪道へとかゝつて来た。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
それから私等は、杉の樹立こだちの下の諸大名の墓所を通つて奥の院の方までまゐつた。案内の小童せうどうは極く無造作に大小高下の墳塋ふんえいをば説明して呉れた。
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)