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頑童
ふりがな文庫
“頑童”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がんどう
44.4%
わんぱく
22.2%
いたずら
11.1%
わっぱ
11.1%
わらべ
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんどう
(逆引き)
富家
(
ふか
)
にありてはただ無知
盲昧
(
もうまい
)
の
婢僕
(
ひぼく
)
に接し、
驕奢
(
きょうしゃ
)
傲慢
(
ごうまん
)
の
風
(
ふう
)
に
慣
(
なら
)
い、貧家にありては
頑童
(
がんどう
)
黠児
(
かつじ
)
に交り、
拙劣
(
せつれつ
)
汚行
(
おこう
)
を学び、終日なすところ、ことごとく有害無益のことのみ。
教育談
(新字新仮名)
/
箕作秋坪
(著)
頑童(がんどう)の例文をもっと
(4作品)
見る
わんぱく
(逆引き)
悪戯な
頑童
(
わんぱく
)
どのに頸へ縄をくゝし附けられて病院の原に引摺られ、
散三
(
さんざ
)
責
(
いぢ
)
められた上に古井戸の中へ投込まれやうとした処を今の旦那に救けられたのだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
頑童(わんぱく)の例文をもっと
(2作品)
見る
いたずら
(逆引き)
仲善
(
なかよし
)
二人肩へ手を掛合って行く前に、弁当箱をポンと
抛
(
ほう
)
り上げてはチョイと受けて行く
頑童
(
いたずら
)
がある。其隣りは往来の
石塊
(
いしころ
)
を蹴飛ばし蹴飛ばし行く。誰だか、
後刻
(
あと
)
で遊びに
行
(
い
)
くよ、と
喚
(
わめ
)
く。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
頑童(いたずら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
わっぱ
(逆引き)
雨の降る中をぬれそぼちながら、傘を車の輪のように地上に回して来る
頑童
(
わっぱ
)
もあれば、傘の柄を
頸
(
くび
)
のところで押さえて、
編棒
(
あみぼう
)
と毛糸とを動かして歩いて来る十二三の娘もあった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
頑童(わっぱ)の例文をもっと
(1作品)
見る
わらべ
(逆引き)
左に推させ、
耶
(
や
)
と右へ、捻ぢ回したる
打擂
(
すまひ
)
の
本手
(
てなみ
)
に、さしも
悍
(
たけ
)
たる須本太牛は、
鈍
(
おぞ
)
や
頑童
(
わらべ
)
の
放下
(
ほか
)
さるる
猪児
(
ゐのこ
)
の
似
(
ごと
)
く
地響
(
ぢひびき
)
して摚と仰反り倒れけり——と描写している。
越後の闘牛
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
頑童(わらべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“頑童”の意味
《名詞》
頑なな子供。聞き分けのない子供。
男色相手の少年。
(出典:Wiktionary)
頑
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
“頑童”で始まる語句
頑童共
頑童等
検索の候補
頑童共
頑童等
“頑童”のふりがなが多い著者
箕作秋坪
二葉亭四迷
内田魯庵
中里介山
有島武郎
田山花袋
佐藤垢石
吉川英治