“童男”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をぐな42.9%
こども14.3%
おぐな14.3%
どうだん14.3%
どうなん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母はいざ国の童男(をぐな)が相搏つと対(むか)ひ構へぬ小さき柔(やは)ら手
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
もう十二年前(ぜん)である、相州(そうしゅう)逗子(ずし)の柳屋という家(うち)の間(ま)を借りて住んでいたころ、病後の保養に童男(こども)一人(ひとり)連れて来られた婦人があった。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
ここに大長谷の王、その時(かみ)童男(おぐな)にましけるが、すなはちこの事を聞かして、慨(うれた)み怒りまして、その兄(いろせ)黒日子のもとに到りて、「人ありて天皇を取りまつれり。いかにかもせむ」
少しおくれて、童男(どうだん)と童女(どうじょ)と、ならびに、目一つの怪しきが、唐輪(からわ)と切禿(きりかむろ)にて、前なるは錦(にしき)の袋に鏡を捧げ、後(あと)なるは階(きざはし)を馳(は)せ下(くだ)り、巫女(みこ)の手より梭(ひ)を取り受け、やがて、欄干(らんかん)擬宝珠(ぎぼうしゅ)の左右に控う。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
童男(どうなん)童女(どうぢよ)を食とするモロックよりも虚誕(きよたん)にして又、殘忍なり醜惡(しうを)なり
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)