“どうだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
満天星69.2%
同斷7.7%
同断7.7%
童男7.7%
道断7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお見るとそこから十数間はなれた、満天星どうだんの木の蔭の暗い所にも、同じ姿をした二人の人間が、館の方を睨みながらひそんでいた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
みぎ八人の者共同斷どうだんに付門前拂もんぜんばらひ申付る
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ぜん同斷どうだん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
議論ぎろん上下じやうげするも大きいが、おたがひはなし数年前すうねんまえよりは真面目まじめつた、さて話をして見ると、山田やまだは文章をつて立たうと精神せいしんわたし同断どうだんだ、わたしこのこゝろざしいだいたのは
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
少しおくれて、童男どうだん童女どうじょと、ならびに、目一つの怪しきが、唐輪からわ切禿きりかむろにて、前なるはにしきの袋に鏡を捧げ、あとなるはきざはしくだり、巫女みこの手よりを取り受け、やがて、欄干らんかん擬宝珠ぎぼうしゅの左右に控う。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
弓は即ち剣に次ぐの表芸。さるを何ぞよ。おぬし達が先刻よりの不埒ふらち道断どうだんな所業は何じゃ。笑うぞ、わらうぞ。よろしくばもッと笑おうかい。アハハハ。ウフフ。気に入らぬかな