“逗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とど33.3%
とま33.3%
とどま16.7%
とゞ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝四郎つらつら思ふに、かく落魄おちぶれてなす事もなき身の何をたのみとて遠き国にとどまり、六八由縁ゆゑなき人のめぐみをうけて、いつまで生くべき命なるぞ。
この客がとまつてゐる間は、毎晩あなたも客間に來るのですよ。これは私の希望です。等閑なほざりにしてはいけませんよ。さあ、もういらつしやい。アデェルの方はソフィイを寄越よこして下さい。
三六こしの国へ三七水丁くわんぢやう三八戒師かいしにむかへられ給ひて、百日あまりとどまり給ふが、くにより十二三歳なる童児わらはしてかへり給ひ、三九起臥おきふしたすけとせらる。
新しき世界に古き精神をとゞめたる明治の初年にあたりては、彼の喝破せし此主義が如何に開化党に歓迎せられて守旧党に驚愕せられたるよ。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)