“御逗留”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごとうりゅう92.3%
ごとうりう3.8%
ごとうりゆう3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかく、ゆっくり御逗留ごとうりゅうでしたら、遊びにおいで下さい、梨木平なしのきだいらというのを通って無名沼ななしぬまへ出ると、その沼のほとりにわたしの小屋が見えます。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
得し上此方このはうより申上べしまづ夫れ迄は當表たうおもて御逗留ごとうりう緩々ゆる/\御遊覽ごいうらん有べき樣言上ごんじやうせらるべし御證據ごしようこの品々はまづ御納下おんをさめくださるべしと伊賀亮へかへしぬ是より種々饗應きやうおうに及び其日の八つすぎ御歸館ごきくわん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
まあ今明日こんみようにちのところは御勘弁を下さいまして、御寛ごゆるり御逗留ごとうりゆう下さいまするやうに。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)