“御寛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごゆる25.0%
ごゆるり25.0%
おゆる25.0%
ごゆつく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「風早さん、どうもお蔭様で助りました、然し飛んだ御迷惑様で。さあ、何も御坐いませんけれど、どうぞ貴下方御寛ごゆるり召上つて下さいまし」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「さあさあ、貴方あなた御遠慮無く御寛ごゆるりと遊ばしまし。又何だか降出して参りまして、今日こんにちはいつそお寒過ぎますで御座います」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
頼むと言に八五郎はまことめづらしき大酒なりと思ひ先々まづ/\御寛おゆるりと上られよと言つゝコレ/\と彌助を呼び先生樣にもう一升おかんをつけて上よシテまた徐々そろ/\御膳ごぜんのお支度をと云ければ彌助はかしこまり候と又一升を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
近日どうぞ又御寛ごゆつくりとおで遊ばしまして
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)