トップ
>
先々
ふりがな文庫
“先々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さきざき
44.4%
まづ/\
11.1%
さき/″\
11.1%
まあ/\
11.1%
まずまず
11.1%
まず/\
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきざき
(逆引き)
むかし
源氏
(
げんじ
)
の
武士
(
ぶし
)
は
戦
(
いくさ
)
に出る
時
(
とき
)
、
氏神
(
うじがみ
)
さまの
八幡大神
(
はちまんだいじん
)
のお
名
(
な
)
を
唱
(
とな
)
えるといっしょに、きっと
先祖
(
せんぞ
)
の
八幡太郎
(
はちまんたろう
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
して、いつも
自分
(
じぶん
)
の
向
(
む
)
かって行く
先々
(
さきざき
)
には
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
先々(さきざき)の例文をもっと
(4作品)
見る
まづ/\
(逆引き)
四郎右衞門
先々
(
まづ/\
)
と
引止
(
ひきとめ
)
下女に云付
酒
(
さけ
)
肴
(
さかな
)
を出し
懇切
(
ねんごろ
)
に
饗應
(
もてなし
)
て三郎兵衞を歸しけり其後三月十日に三郎兵衞二十兩加賀屋へ
持參
(
ぢさん
)
し
先達
(
せんだつ
)
ての禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先々(まづ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
さき/″\
(逆引き)
そこで
先
(
まづ
)
洋服から靴まで、日頃ほしいと思つてゐたものを買ひ揃へて身なりをつくり、毎日働きに行つた
先々
(
さき/″\
)
の闇市をあさつて、食べたいものを食べ放題、酒を飮んで見ることもあつた。
羊羹
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
先々(さき/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
まあ/\
(逆引き)
上
(
あ
)
げ是々皆なの
衆
(
しう
)
先々
(
まあ/\
)
靜
(
しづか
)
にせられよ此れ處か
未々
(
まだ/\
)
お
負
(
まけ
)
がある是を惣内殿
貴方
(
あなた
)
覺えが有うなと
投出
(
なげいだ
)
す
姫路
(
ひめぢ
)
革の三徳を見て惣内はヤア是はと云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先々(まあ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
まずまず
(逆引き)
「
先々
(
まずまず
)
、冬中は筑前を
騙
(
たばか
)
りおいて、明春、雪解けの頃を待ち、一挙に宿敵を
屠
(
ほふ
)
り去ろうぞ。兵馬、軍糧、そのほかの備え、すべて雪のうちのこと。おぬしらも抜かりあるなよ」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先々(まずまず)の例文をもっと
(1作品)
見る
まず/\
(逆引き)
先々
(
まず/\
)
是で厄介を払たと思た所ろ女房の外に
猶
(
ま
)
だ一つ厄介者が有たのですよ、夫を何だと思います、彼れの
飼
(
かっ
)
て居る黒い犬です、犬の畜生女房より猶だ手に合ぬ奴で
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
先々(まず/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
々
3画
“先々”で始まる語句
先々月
“先々”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
作者不詳
福沢諭吉
斎藤茂吉
楠山正雄
吉川英治
永井荷風
坂口安吾