“御遊覽”の読み方と例文
読み方割合
ごいうらん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
得し上此方このはうより申上べしまづ夫れ迄は當表たうおもて御逗留ごとうりう緩々ゆる/\御遊覽ごいうらん有べき樣言上ごんじやうせらるべし御證據ごしようこの品々はまづ御納下おんをさめくださるべしと伊賀亮へかへしぬ是より種々饗應きやうおうに及び其日の八つすぎ御歸館ごきくわん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
知つゝ出家しゆつけになし奉らんは勿體もつたいなき儀に付今度我々守護しゆごし奉つり江戸おもてへ御供仕つるについては一度江戸表へ御下りのうへは二度京坂けいはん御見物ごけんぶつも思召にまかせられざるべしと依て只今のうち京坂けいはん御遊覽ごいうらんの爲當表たうおもてへは御出遊いであそばされしなり委細ゐさいは斯の如し相摸殿にも是にて疑念ぎねん有べからずと辯舌べんぜつ滔々たう/\として水のながるゝ如にのべたり是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)