“逗留中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうりゅうちゅう66.7%
とうりうちう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勲章など貰っても、持って帰るのに面倒めんどうだから、いやじゃ。それよりも、当国とうごく逗留中とうりゅうちゅうは、イギリス製のウィスキーを思う存分ぞんぶんませてくれればそれでよろしい。
十時過ぎ、右の食堂で家族打寄り、梅干茶うめぼしちゃわん枯露柿ころがき今日きょう此家ここで正月を迎えた者は、主人夫妻、養女、旧臘から逗留中とうりゅうちゅうの秋田の小娘こむすめ、毎日仕事に来る片眼のかみさん。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
えゝ一席いつせき申上まうしあげます、明治めいぢ地獄ぢごくも新作とまうほどの事でもなく、円朝ゑんてう先達せんだつ箱根はこね逗留中とうりうちう宗蓮寺そうれんじ地獄極楽ぢごく/\らくを見まして、それからあんきましたおみじかい落語おとしばなしでございますが
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)