“校舍”のいろいろな読み方と例文
新字:校舎
読み方割合
こうしや50.0%
かうしや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしてこの現象げんしよう原因げんいんは、水田すいでんどろそう敷地しきちとも水桶内みづをけないけるみづ動搖どうようおな性質せいしつ震動しんどうおこし、校舍こうしや敷地しきちあたところ蒲鉾かまぼこなりに持上もちあがつて地割ぢわれをしよう
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
たれしも想像そう/″\られるとほり、校舍こうしや新築しんちくでありながら全部ぜんぶつぶれてしまつた。わづかにもつのがれた校長以下こうちよういか職員しよくいんふようにして中庭なかにはにまでると、目前もくぜん非常ひじよう現象げんしようおこはじめた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
私立しりつなれども生徒せいとかずは千にんちかく、せま校舍かうしや目白押めじろおし窮屈きうくつさも教師きやうし人望じんぼういよ/\あらはれて、たゞ學校がくこうと一トくちにてこのあたりには呑込のみこみのつくほどるがあり、かよ子供こども數々かず/\あるひ火消ひけし鳶人足とびにんそく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)