“目白押”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めじろお75.0%
めじろおし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつと隧道(トンネル)を出(で)たと思(おも)ふ——その時(とき)その蕭索(せうさく)とした踏切(ふみき)りの柵(さく)の向(むか)うに、私(わたくし)は頬(ほほ)の赤(あか)い三人(にん)の男(をとこ)の子(こ)が、目白押(めじろお)しに竝(なら)んで立(た)つてゐるのを見(み)た。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
柵(さく)から、或(ある)いは屋根にまで登って、日の丸の旗を振(ふ)ってくれていた職工さんや女工さんの、目白押(めじろお)しの純真な姿を、汽車の窓からみたときには、思わず涙(なみだ)がでそうになりました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
私立(しりつ)なれども生徒(せいと)の數(かず)は千人(にん)近(ちか)く、狹(せま)き校舍(かうしや)に目白押(めじろおし)の窮屈(きうくつ)さも教師(きやうし)が人望(じんぼう)いよ/\あらはれて、唯(たゞ)學校(がくこう)と一ト口(くち)にて此(この)あたりには呑込(のみこ)みのつくほど成(な)るがあり、通(かよ)ふ子供(こども)の數々(かず/\)に或(あるひ)は火消(ひけし)鳶人足(とびにんそく)
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)