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目白押
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めじろお
ふりがな文庫
“
目白押
(
めじろお
)” の例文
やつと
隧道
(
トンネル
)
を
出
(
で
)
たと
思
(
おも
)
ふ——その
時
(
とき
)
その
蕭索
(
せうさく
)
とした
踏切
(
ふみき
)
りの
柵
(
さく
)
の
向
(
むか
)
うに、
私
(
わたくし
)
は
頬
(
ほほ
)
の
赤
(
あか
)
い三
人
(
にん
)
の
男
(
をとこ
)
の
子
(
こ
)
が、
目白押
(
めじろお
)
しに
竝
(
なら
)
んで
立
(
た
)
つてゐるのを
見
(
み
)
た。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
柵
(
さく
)
から、
或
(
ある
)
いは屋根にまで登って、日の丸の旗を
振
(
ふ
)
ってくれていた職工さんや女工さんの、
目白押
(
めじろお
)
しの純真な姿を、汽車の窓からみたときには、思わず
涙
(
なみだ
)
がでそうになりました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
ただ、まわりに立っている給仕たちは、あの時の生徒と反対に、皆熱心な眼を輝かせて、
目白押
(
めじろお
)
しに肩を合せながら、
慌
(
あわただ
)
しい先生の説明におとなしく耳を傾けている。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“目白”で始まる語句
目白
目白鳥
目白台
目白推
目白籠
目白不動尊