“目白鳥”の読み方と例文
読み方割合
めじろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツィ——と寂しそうに鳴いて、目白鳥めじろただ一羽、雪をかついで、くれないに咲いた一輪、寒椿かんつばきの花に来て、ちらちらと羽も尾も白くしながら枝をくぐった。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ところで、生捉いけどって籠に入れると、一時ひとときたないうちに、すぐに薩摩芋さつまいもつッついたり、柿を吸ったりする、目白鳥めじろのように早く人馴れをするのではない。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
以前、あしかけ四年ばかり、相州逗子そうしゅうずしすまった時(三太郎さんたろう)と名づけて目白鳥めじろがいた。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)