“薩摩芋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さつまいも90.0%
おいも5.0%
おさつ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店の大半、表へまで芋俵が積まれ、親父おやじさんは三つ並べた四斗樽のあきで、ゴロゴロゴロゴロ、泥水の中の薩摩芋さつまいもを棒で掻廻かきまわした。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「江木さんところから今朝けさ、真新らしい萌黄もえぎからくさ大風呂敷包おおぶろしきづつみがとどいたから、何がこんなに重いのかと思ったらば、土のついた薩摩芋おいもで。」
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
稽古のためですから高い品物は無益ですし、安い品で台所にあるものはそうですね、薩摩芋おさつなら川越の上等が沢山買ってあります。里芋も御座います。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)