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寒鮒
ふりがな文庫
“寒鮒”の読み方と例文
読み方
割合
かんぶな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぶな
(逆引き)
千住
(
せんじゅ
)
の名産
寒鮒
(
かんぶな
)
の雀焼に
川海老
(
かわえび
)
の
串焼
(
くしやき
)
と
今戸
(
いまど
)
名物の甘い甘い
柚味噌
(
ゆずみそ
)
は、お
茶漬
(
ちゃづけ
)
の時お妾が
大好物
(
だいこうぶつ
)
のなくてはならぬ品物である。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「四五日前、
大利根
(
おおとね
)
すじへ
寒鮒
(
かんぶな
)
を釣りに行くといって、フラリと出かけたまま、今日にいたるまで消息がございません」
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「釣氣狂ひは、暑いも寒いもありやしません。少し
時候
(
しゆん
)
は遲いが、
寒鮒
(
かんぶな
)
が良いさうで」
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
寒鮒(かんぶな)の例文をもっと
(4作品)
見る
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
鮒
漢検準1級
部首:⿂
16画
“寒鮒”と季節(冬)が同じ季語
食物|
牡蠣飯
鮪
浅漬
鱈
金柑
行事|
降誕祭
七五三
針供養
羽子板市
柚子湯
植物|
寒椿
枯木
枯葉
柊
冬木
時候|
神無月
大寒
短日
師走
大晦日
天文|
初雪
氷柱
北風
樹氷
雪
動物|
鮫
隼
鷦鷯
寒雀
水鳥
人事|
咳
布団
火鉢
懐炉
焚火
“寒鮒”と分類(食物)が同じ季語
春|
杉菜
椿餅
嫁菜飯
草餅
白魚鍋
夏|
葛水
冷奴
蚕豆
蟹
荒布
秋|
稗
落鰻
南瓜
甘酒
松茸飯
冬|
鮟鱇鍋
鮪
鯛焼
牛蒡
煮凝
新春|
歯固
伊勢海老
屠蘇
七種粥
餅花
“寒鮒”で始まる語句
寒鮒釣
検索の候補
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“寒鮒”のふりがなが多い著者
斎藤茂吉
久生十蘭
永井荷風
野村胡堂