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野蒜
ふりがな文庫
“野蒜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のびる
90.0%
ぬびる
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のびる
(逆引き)
しばらくして石の巻に着す。それより運河に添うて
野蒜
(
のびる
)
に向いぬ。足はまた
腫
(
は
)
れ上りて、ひとあしごとに剣をふむごとし。
突貫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
丘はまだ
斑
(
はだら
)
雪で蔽われているのに、それを押しのけるようにして
土筆
(
つくし
)
が頭をだす。
去年
(
こぞ
)
の楢の枯葉を手もて払えば、その下には、もう
野蒜
(
のびる
)
の緑の芽。
葡萄蔓の束
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
野蒜(のびる)の例文をもっと
(9作品)
見る
ぬびる
(逆引き)
「いざ児ども
野蒜
(
ぬびる
)
つみに
蒜
(
ひる
)
つみに」とあるし、万葉の、「いざ子ども大和へ早く白菅の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折りて行かむ」(巻三・二八〇)は、高市黒人の歌だから憶良の歌に前行している。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
野蒜(ぬびる)の例文をもっと
(1作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
蒜
漢検準1級
部首:⾋
13画
“野蒜”と季節(春)が同じ季語
食物|
飯蛸
細螺
若鮎
蛍烏賊
独活
行事|
卒業式
植物|
桑
桜
山桜
躑躅
連翹
時候|
朧月夜
啓蟄
春昼
花時
春
天文|
蜃気楼
東風
斑雪
比良八荒
霾
地理|
苗代
雪間
堅雪
春泥
残雪
動物|
蜂
古巣
鷽
囀
蜷
人事|
椿餅
白酒
鯛網
卒業
春外套
“野蒜”と分類(食物)が同じ季語
春|
干鰈
栄螺
白子干
嫁菜飯
白酒
夏|
伽羅蕗
初鰹
鯵
夏蕨
冷麦
秋|
玉蜀黍
桃
鰯
葛湯
山芋
冬|
鋤焼
海鼠腸
寝酒
蕪
切干
新春|
歯固
切山椒
餅花
薺
伊勢海老
“野”で始まる語句
野
野原
野暮
野分
野面
野郎
野良
野路
野菜
野茨
“野蒜”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
徳冨蘆花
幸田露伴
斎藤茂吉
若山牧水
久生十蘭
岡本かの子