“心太”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ところてん97.4%
こゝろふと2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町の木立にの聲が繁くなつて、心太と甘酒の屋臺が、明神下の木蔭に陣を布く頃、八五郎はフラリとやつて來たのです。
やめもせず、さうかといつて無論熱心なわけでもなく、愚圖々々してゐるうちに、心太みたいに尻の方から押されて出るんだ。それでいいんだ。
生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
になし女子だてらに心太都會へとざし其目的にはもあれどひはいすかのはしもぬる
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)