“ところてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心太89.7%
心天5.1%
石花菜5.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅人たびびとつゆわかてば、細瀧ほそだき心太ところてんたちまかれて、饂飩うどん
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
つめたい酢の香がぷんと立つと、瓜、すももの躍る底から、心太ところてんが三ツ四ツ、むくむくと泳ぎ出す。
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
まるで心天ところてんを流すよりも安々と女記者になりすました私は、汚れた緑のペンキも最早何でもなく思った。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)
川岸縁に建つた危なつかしい店で、煎餅と駄菓子の外に、夏は心天ところてんも並べ、目自街道の馬子衆や、雜司ヶ谷詣りの善女人を相手に、細々と暮して居る樣子でした。
石花菜ところてん 一八・五〇 九・八〇 — 五二・二〇 五・〇〇 三・四四
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
香気にほひにしてからがうで、石花菜ところてんを食べるのは、海の匂を味はひ、香魚あゆを食べるのは淡水まみづの匂を味はふので、今うして茸を食べるのは、やがてまた山の匂を味はふのである。
茸の香 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)