“石花菜”の読み方と例文
読み方割合
ところてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひさしのもとにゆかありて浅き箱やうのものに白くかくなる物をおきたるは、遠目とほめにこれ石花菜ところてんを売ならん、口にはのぼらずとおもひながらも
香気にほひにしてからがうで、石花菜ところてんを食べるのは、海の匂を味はひ、香魚あゆを食べるのは淡水まみづの匂を味はふので、今うして茸を食べるのは、やがてまた山の匂を味はふのである。
茸の香 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
石花菜ところてん 一八・五〇 九・八〇 — 五二・二〇 五・〇〇 三・四四
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)