“花椰菜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなやさい75.0%
ハナヤサイ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は花椰菜はなやさいの中ですっぱだかになってゐた。私のからだは貝殻よりも白く光ってゐた。私は感激してみんなのところへ走って行った。
花椰菜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
花椰菜はなやさい、千日大根、萵苣ちさ、白菜、パセリ、人蔘にんじん、穀物、豆類。海産物でははしりこんぶ、まだら、すけとうだら、からふとます、まぐろかぜ(雲丹うに)、それから花折はなおり昆布などが目についた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
ただしその椰菜へ花の字を加えて花椰菜ハナヤサイとなし、それをハボタンの一種なる Cauliflower の訳字となし、これは今日でも普通に用いている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)