“花菜”の読み方と例文
読み方割合
はなな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかでむとてもやらず、うつくしきふところより、かしこくも見參みまゐらすれば、うへ女夫めをとびな微笑ほゝゑたまへる。それもゆめか、胡蝶こてふつばさかいにして、もゝ花菜はなな乘合のりあひぶね
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ひら小鯛こだいの骨抜四尾。独活うど花菜はなな山椒さんしょうの芽、小鳥の叩き肉。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
よねさんが、おくつてました。花菜はなななかなかばときわたしむせんで、なみだぐんだこゑして
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)