“乘合”のいろいろな読み方と例文
新字:乗合
読み方割合
のりあひ62.5%
のりあは37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)りし後(のち)、此(こ)の(一人坊主(ひとりばうず))は、前(さき)とは正反對(せいはんたい)の位置(ゐち)に立(た)ちて、乘合(のりあひ)をして却(かへ)りて我(われ)あるがために船(ふね)の安全(あんぜん)なるを確(たしか)めしめぬ。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
茄子(なすび)大根(だいこ)の御用(ごよう)をもつとめける、薄元手(うすもとで)を折(をり)かへすなれば、折(をり)から直(ね)の安(やす)うて嵩(かさ)のある物(もの)より外(ほか)は棹(さほ)なき舟(ふね)に乘合(のりあひ)の胡瓜(きうり)、苞(つと)に松茸(まつたけ)の初物(はつもの)などは持(も)たで
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
茲(こゝ)に一大(だい)事件(じけん)が出來(しゆつたい)した、それは他(ほか)でもない、丁度(ちやうど)此(この)船(ふね)に米國(ベイこく)の拳鬪(けんとう)の達人(たつじん)とかいふ男(をとこ)が乘合(のりあは)せて居(を)つたが、此(この)噂(うわさ)を耳(みゝ)にして先生(せんせい)心安(こゝろやす)からず
まあ、父さんも、どんなに幼少(ちひさ)い子供(こども)だつたでせう。東京行(とうきやうゆき)の馬車(ばしや)の中(なか)には、一緒(いつしよ)に乘合(のりあは)せた他所(よそ)の小母(をば)さんもありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)