“乘合馬車”の読み方と例文
新字:乗合馬車
読み方割合
のりあひばしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沓掛くつかけまできましたら、やうやくそのへんから中仙道なかせんだうかよ乘合馬車のりあひばしやがありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
箱は、紐をかけられ、名札なふだが打ちつけられた。半時間たつと、それをロートンへ運ばせる爲めに運送屋が呼びに遣られた。そこへ私は次の朝早く出かけて乘合馬車のりあひばしやに出會ふことになつてゐた。
六九 乘合馬車のりあひばしや
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)