“四輪馬車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
キャロッス25.0%
よりんばしゃ25.0%
シャラバン25.0%
ファイトン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二日、早朝、午前四時十五分、王を四輪馬車キャロッスに乗せ、馭者台と扉の両側に屈強な侍者が附添い、なにか変事があったら、いつでも馬車を停められるように手配して城を出発した。
リーズとわたしが来賓らいひんにあいさつをしていると、またがらがらと四輪馬車よりんばしゃが着いて、アーサとクリスチーナとマチアが中から出て来た。すぐそのあとにつづいて、一両の二輪馬車が着いた。
先頭の四輪馬車シャラバンにはサモイレンコとラエーフスキイが乗り込み、次の半幌馬車コリャースカは三頭立てで、マリヤ・コンスタンチーノヴナとナヂェージダと、それからカーチャとコースチャが乗っている。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
四頭の白馬にひかせた四輪馬車ファイトンの上には、白色のフランス大薔薇と珍種の蘭をもって作りたる巨象をすえ付け、その背には、薄紗うすしゃ面怕ヤシマックをつけたアフガニスタンのバレエム王女が乗っている。