“馬車屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばしゃや50.0%
クッチャー50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとからとびこんできた馬車屋ばしゃやとおやじは、めちゃくちゃに手足をふりまわしているうちに、とうとう、透明人間とうめいにんげんからだのどこかをつかまえた。
あいての男は、おやじとはまるっきりはんたいの、やせてひょろひょろした顔いろのわるい男で、商売しょうばい馬車屋ばしゃやだ。
二、三十ペニヒで相当なものが吸われた。馬車屋クッチャーや労働者の吸うもっと安い葉巻で、吸口の方に藁切わらぎれが飛び出したようなのがあったがその方はためした事がない。
喫煙四十年 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)