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薄紗
ふりがな文庫
“薄紗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすしゃ
23.1%
ダンテエル
23.1%
ダンテール
15.4%
うすもの
15.4%
はくしや
15.4%
ヴェール
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすしゃ
(逆引き)
薄紗
(
うすしゃ
)
の
唐巾
(
とうきん
)
で髪をとどめ、
袍
(
ほう
)
(上着)は白地きんらんに紫の
繍
(
ぬい
)
の
華文
(
けもん
)
、
袂
(
たもと
)
に
飛龍
(
ひりゅう
)
をえがかせ、
鳳凰靴
(
ほうおうか
)
(くつ)を足にはいておられる。そして、相手方の備えを見て
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薄紗(うすしゃ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ダンテエル
(逆引き)
長謙さんは赤いギャラにしろと熱心にすすめていたが屈服しなかったのだとみえ、白いスリップに豪奢な
薄紗
(
ダンテエル
)
を重ねていた。
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
薄紗(ダンテエル)の例文をもっと
(3作品)
見る
ダンテール
(逆引き)
うす暗い部屋の隅の、
朽葉
(
くちは
)
色の長椅子に、白い
薄紗
(
ダンテール
)
の服に
朱鷺
(
とき
)
色のリボンの帯をしめた十七、八の少女が、靴の爪さきをそろえて、たいへん典雅なようすで掛けている。
キャラコさん:09 雁来紅の家
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
薄紗(ダンテール)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
うすもの
(逆引き)
もっとも深い眠りから覚めるとき、我々はなにかしら
薄紗
(
うすもの
)
のような夢を破るものである。
落穴と振子
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
薄紗(うすもの)の例文をもっと
(2作品)
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はくしや
(逆引き)
されどかく端的に見たりと感じたりしわが神の、尚ほ一重の
薄紗
(
はくしや
)
を隔てたる如き感はあらざりし
乎
(
か
)
、水に映りし花の、朧ろのこゝろを著けざりし乎。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
薄紗(はくしや)の例文をもっと
(2作品)
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ヴェール
(逆引き)
薄紗
(
ヴェール
)
の幕が再び次々に
繰
(
く
)
り上って行く。場面は、竹林を出たばかりの所で、小高い
丘陵
(
きゅうりょう
)
の一端の感じ。遠い丘陵が幾つか連なっているのが夜空に遥かに黒く浮んで見える。——
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
薄紗(ヴェール)の例文をもっと
(1作品)
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薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
紗
漢検準1級
部首:⽷
10画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
薄氷
検索の候補
薄羅紗
極薄地羅紗
“薄紗”のふりがなが多い著者
綱島梁川
加藤道夫
ステファヌ・マラルメ
エドガー・アラン・ポー
久生十蘭
モーリス・ルヴェル
吉川英治
永井荷風