“乎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
83.1%
6.0%
4.8%
3.6%
2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此両国の訴訟未だ決定に至らざるを以て、ついに争端を起すに至る、平和に事を鎮する乎、両国の人民といえども之をぼくとする事能はず。
黒田清隆の方針 (新字新仮名) / 服部之総(著)
茫々として万事、皆夢の如し。わが曾て岳父御しうとごに誓ひし一生不犯ふぼんの男の貞操は、かくして、あとかたも無く破れ了んぬ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
沮授は、黙然と外へ出て、「——ユウタル黄河、吾レソレヲ渡ラン」と、長嘆していた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
近年随シテ乎稗史院本之泥中シテ姓名能脱スルコト窠窟、雖然彼李漁金人瑞之流亜文客イカデカ、僧咍然トシテ笑而不
故に、諸君にして真正の学識を積むあらん、本校の意足れり。本校、又別に求むる所あらざるべし(謹聴、拍手)。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)