“飛龍”のいろいろな読み方と例文
新字:飛竜
読み方割合
ひりう50.0%
ひりゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次は危ふくそれを突飛ばすと、お勇の匕首は飛龍ひりうの如く平次の胸へ飛んで來たのでした。それをかはして
のがるゝ鯨鱷げいがく飛龍ひりう!。 飛龍ひりういさ鯨鱷げいがくは。
ぎょッとして、向うを見ると、その時、天堂一角が飛龍ひりゅうとみせて斬りつけた剣光の先から、万吉も、十手をくわえて観音堂から跳びおりた様子——と同時に
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
薄紗うすしゃ唐巾とうきんで髪をとどめ、ほう(上着)は白地きんらんに紫のぬい華文けもんたもと飛龍ひりゅうをえがかせ、鳳凰靴ほうおうか(くつ)を足にはいておられる。そして、相手方の備えを見て
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)