“花折”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなお50.0%
はなおり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこうの山に、猿が三びき住みやる。中の小猿が、もの饒舌しゃべる。何と小児こどもども花折はなおりにくまいか。今日の寒いに何の花折りに。牡丹ぼたん芍薬しゃくやく、菊の花折りに。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
花椰菜はなやさい、千日大根、萵苣ちさ、白菜、パセリ、人蔘にんじん、穀物、豆類。海産物でははしりこんぶ、まだら、すけとうだら、からふとます、まぐろかぜ(雲丹うに)、それから花折はなおり昆布などが目についた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)