“人蔘”の読み方と例文
読み方割合
にんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重い作切鍬よりも軽いハイカラなワーレンホーで無造作にうねを作って、原肥無し季節御構いなしの人蔘にんじん二十日大根はつかだいこんなどくのを
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
野菜も買うとなるとなかなか高いので、大根人蔘にんじんの種を安くゆずってもらってこの裏の五坪の畑にき、まことに興覚めな話で恐縮ですが
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
知栄 時々……思い出したようにジャガ芋や人蔘にんじんの絵を画いてらっしゃるわ。でも、別にそれが書きたいから書いてらっしゃるとは思われないわ。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)