“人影”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとかげ92.8%
じんえい5.8%
ひとけ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供こどもは、かえりながら、母親ははおやれられてゆきました。そして、その姿すがたは、だんだんあちらに、人影ひとかげかくれてえなくなりました。
雪の上のおじいさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
おきなる島山しまやまいたゞき紫嵐しらんつゝまれ、天地てんちるとして清新せいしんたされてときはま寂寞じやくばくとしていつ人影じんえいなく、おだやかにせてはへすなみろう
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
途上人影ひとけれに成った頃、同じ見附の内より両人ふたり少年わかものが話しながら出て参った。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)