“じんえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人影50.0%
陣営37.5%
刃影12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はすでに十一時に近づきぬ。かわら凄涼せいりょうとして一箇ひとり人影じんえいを見ず、天高く、露気ろきひややかに、月のみぞひとり澄めりける。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そして、味方みかた陣営じんえいかって、いきかけたのであるが、またなにをおもったか、かえしてきて、戦友せんゆううでについている時計とけいのゆるんだねじをきました。かれは、指先ゆびさきうごかしながら
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
鼓角こかくは天地を震わせ、千万の刃影じんえいは草木を伏せしめた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)