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露気
ふりがな文庫
“露気”の読み方と例文
読み方
割合
ろき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろき
(逆引き)
夜
(
よ
)
はすでに十一時に近づきぬ。
磧
(
かわら
)
は
凄涼
(
せいりょう
)
として
一箇
(
ひとり
)
の
人影
(
じんえい
)
を見ず、天高く、
露気
(
ろき
)
ひややかに、月のみぞひとり澄めりける。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やがて
傍近
(
そばちか
)
く寄りて、
幾許
(
いかばかり
)
似たると
眺
(
なが
)
むれば、
打披
(
うちひら
)
ける
葩
(
はなびら
)
は
凛
(
りん
)
として玉を
割
(
さ
)
いたる如く、濃香
芬々
(
ふんふん
)
と
迸
(
ほとばし
)
り、葉色に
露気
(
ろき
)
有りて
緑鮮
(
みどりあざやか
)
に、
定
(
さだめ
)
て
今朝
(
けさ
)
や
剪
(
き
)
りけんと
覚
(
おぼし
)
き花の
勢
(
いきほひ
)
なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
露気(ろき)の例文をもっと
(2作品)
見る
露
常用漢字
中学
部首:⾬
21画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“露”で始まる語句
露
露西亜
露出
露骨
露台
露店
露顕
露地
露草
露呈
“露気”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花