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はかげ
ふりがな文庫
“はかげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
葉蔭
70.6%
葉陰
17.6%
刃影
5.9%
羽影
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葉蔭
(逆引き)
その声が、
直
(
す
)
ぐ
耳近
(
みみぢか
)
に聞こえたが、つい
目前
(
めさき
)
の
樹
(
き
)
の枝や、
茄子畑
(
なすばたけ
)
の垣根にした
藤豆
(
ふじまめ
)
の
葉蔭
(
はかげ
)
ではなく、
歩行
(
ある
)
く
足許
(
あしもと
)
の低い
処
(
ところ
)
。
海の使者
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はかげ(葉蔭)の例文をもっと
(12作品)
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葉陰
(逆引き)
大懶獣草
(
メガテリウム・グラス
)
の
犢
(
こうし
)
ほどの葉や、スパイクのような
棘
(
とげ
)
をつけた大
蔦葛
(
つたかずら
)
の密生が、
鬱蒼
(
うっそう
)
と天日をへだてる樹葉の辺りまで伸びている。また、その
葉陰
(
はかげ
)
に
倨然
(
きょぜん
)
とわだかまっている、大
蛸
(
だこ
)
のような巨木の根。
人外魔境:01 有尾人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
はかげ(葉陰)の例文をもっと
(3作品)
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刃影
(逆引き)
点々と、邸の中を、雪の中を、
夜鴉
(
よがらす
)
のように
疾駆
(
しっく
)
している黒い人影と
刃影
(
はかげ
)
——一学は見た途端に総毛立った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はかげ(刃影)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
羽影
(逆引き)
飛び去りえざりける
羽影
(
はかげ
)
の透きて見ゆるその厚氷を。
白鳥
(旧字旧仮名)
/
ステファヌ・マラルメ
(著)
はかげ(羽影)の例文をもっと
(1作品)
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じんえい