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葉陰
ふりがな文庫
“葉陰”の読み方と例文
読み方
割合
はかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はかげ
(逆引き)
ひるごろならば、
涼
(
すず
)
しい
葉陰
(
はかげ
)
にしばしやすんで
黙
(
だま
)
るのじゃ、又ちちと鳴いて飛び立つじゃ、空の青板をめざすのじゃ、又小流れに参るのじゃ、心の合うた友だちと、ただ
暫
(
しば
)
らくも離れずに
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
大懶獣草
(
メガテリウム・グラス
)
の
犢
(
こうし
)
ほどの葉や、スパイクのような
棘
(
とげ
)
をつけた大
蔦葛
(
つたかずら
)
の密生が、
鬱蒼
(
うっそう
)
と天日をへだてる樹葉の辺りまで伸びている。また、その
葉陰
(
はかげ
)
に
倨然
(
きょぜん
)
とわだかまっている、大
蛸
(
だこ
)
のような巨木の根。
人外魔境:01 有尾人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
葉陰
(
はかげ
)
の水に醉ひ醒めて
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
葉陰(はかげ)の例文をもっと
(3作品)
見る
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“葉”で始まる語句
葉
葉巻
葉鶏頭
葉末
葉蘭
葉蔭
葉書
葉叢
葉越
葉摺
“葉陰”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
小栗虫太郎
宮沢賢治