“心太艸”の読み方と例文
読み方割合
てんぐさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成程一本のマッチの火は海松みるふさや心太艸てんぐさの散らかった中にさまざまの貝殻を照らし出していた。O君はその火が消えてしまうと、又新たにマッチをり、そろそろ浪打ち際を歩いて行った。
蜃気楼 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)