“筍飯”の読み方と例文
読み方割合
たけのこめし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と書きなおして、下の句を考えていると、そこへ、筍飯たけのこめしにすまし汁をそえた、遅い夜食が運ばれてくる。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桜はまだ咲かず、引きかへして目黒の牡丹亭とかいふに這入り込み、足を伸ばしてしよんぼりとして待つて居るほどに、あつらへの筍飯たけのこめしを持つて出て給仕してくれた十七、八の女があつた。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
目黒なる筍飯たけのこめしも昔かな
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)