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筍笠
ふりがな文庫
“筍笠”の読み方と例文
読み方
割合
たけのこがさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たけのこがさ
(逆引き)
「お気の毒ですけれど、殿さまはそんな方じゃありません、お客さんの云うことは、
筍笠
(
たけのこがさ
)
が冠の悪口を云うようなもんです」
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
と初さんは
饅頭笠
(
まんじゅうがさ
)
とカンテラを渡した。饅頭笠と云うのか
筍笠
(
たけのこがさ
)
というのか知らないが、何でも懲役人の
被
(
かぶ
)
るような笠であった。その笠を
神妙
(
しんびょう
)
に被る。それからカンテラを
提
(
さ
)
げる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうして町の裏の、小さな明神社のうしろで包をあけ、継ぎはぎだらけの野良着を着、
草鞋
(
わらじ
)
をはき、
筍笠
(
たけのこがさ
)
をかぶった。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
筍笠(たけのこがさ)の例文をもっと
(7作品)
見る
筍
漢検1級
部首:⽵
12画
笠
漢検準1級
部首:⽵
11画
“筍”で始まる語句
筍
筍飯
筍売
筍岩
筍庵
筍形
筍掘
筍買
筍皮
筍藪
“筍笠”のふりがなが多い著者
山本周五郎
夏目漱石