トップ
>
西日
ふりがな文庫
“西日”の読み方と例文
読み方
割合
にしび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にしび
(逆引き)
空
(
から
)
になつた
渡船
(
とせん
)
へ、
天滿與力
(
てんまよりき
)
は
肩
(
かた
)
をいからして
乘
(
の
)
つた。
六甲山
(
ろくかふざん
)
に
沈
(
しづ
)
まうとする
西日
(
にしび
)
が、きら/\と
彼
(
か
)
れの
兩刀
(
りやうたう
)
の
目貫
(
めぬき
)
を
光
(
ひか
)
らしてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
そのとき、
母親
(
ははおや
)
のやせた
姿
(
すがた
)
が、
西日
(
にしび
)
を
受
(
う
)
けて、
屋根
(
やね
)
へ
灰色
(
はいいろ
)
の
長
(
なが
)
い
影
(
かげ
)
をひきました。
毛
(
け
)
のつやもなく、
脾腹
(
ひばら
)
のあたりは
骨立
(
ほねだ
)
っていました。
どこかに生きながら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
窓に当る
西日
(
にしび
)
は白い窓掛に遮られていたが、それでも
室
(
へや
)
の中を妙に明るくなしていた。そしてその明るみで室の中が一層狭苦しく
穢
(
きたな
)
く見えた。
生あらば
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
西日(にしび)の例文をもっと
(19作品)
見る
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“西日”と季節(夏)が同じ季語
食物|
鰹
昆布
蟹
鯵
布海苔
行事|
祭
峰入
端午
武者人形
練供養
植物|
蓮花
向日葵
葉桜
時候|
夏至
薄暑
三伏
梅雨明
白夜
天文|
五月晴
南風
雷雨
雲海
白南風
地理|
青田
雪渓
植田
滝
夏野
動物|
黄金虫
毛虫
蛍火
油蝉
蝮
人事|
赤痢
草取
浴衣
晩涼
蚊遣火
“西日”と分類(天文)が同じ季語
春|
淡雪
春日和
斑雪
春雷
東風
夏|
五月闇
雷神
雷
黒南風
雲海
秋|
秋晴
鰯雲
野分
秋時雨
露霜
冬|
氷柱
寒波
霜
初雪
北風
新春|
初日
初凪
初東風
“西”で始まる語句
西
西班牙
西瓜
西行
西洋
西蔵
西鶴
西山
西国
西南
検索の候補
西春日井
西征日乘中
西山日没東山昏
“西日”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
上司小剣
徳冨蘆花
芥川竜之介
小川未明
泉鏡花
永井荷風
夢野久作
豊島与志雄