“夕涼”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ゆうすずみ57.1%
ゆうすず14.3%
ゆふすずみ14.3%
ゆふすゞ14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“夕涼”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
七月の十五日は殊に魂祭たままつりの当日なれば、夕涼ゆうすずみより家を出でて独り彼処かしこに赴きけり。
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
先生、それではもうそろそろお船の方へお移りを願いましょうか。お帰りは丁度夕涼ゆうすずみの刻限かと存じまして先ほど木挽町こびきちょう酔月すいげつへつまらぬものを命じて置きました。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
朝顔の花一ぱいにたまる露の朝涼ちょうりょう岐阜ぎふ提灯ちょうちんの火も消えがちの風の晩冷ばんれい、涼しさを声にした様なひぐらし朝涼あさすず夕涼ゆうすずらして、日間ひるまは草木も人もぐったりとしおるゝ程の暑さ、昼夜の懸隔けんかくする程、夏は好いのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
何故なぜなれば、其れは正確純粋な漢文の形式が漸次ぜんじ時代と共に日本化して来るに従ひ、若し漢文によつて浮世床うきよどこや縁日や夕涼ゆふすずみの如き市井の生活の実写を試みママうとすれば、どうしても支那の史実を記録するやうな完全固有の形式を保たしめる事が出来なかつた事を証明したものと見られる。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
夕涼ゆふすゞみにはあしあかかにで、ひかたこあらはる。
松翠深く蒼浪遥けき逗子より (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)