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夕涼
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ゆうすず
ふりがな文庫
“
夕涼
(
ゆうすず
)” の例文
夕涼
(
ゆうすず
)
になってから町へ戻った。新市街という賑かなところも通った。森の都という丈けあって無暗に木の多いところだ。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
朝顔の花一ぱいにたまる露の
朝涼
(
ちょうりょう
)
、
岐阜
(
ぎふ
)
提灯
(
ちょうちん
)
の火も消えがちの風の
晩冷
(
ばんれい
)
、涼しさを声にした様な
蜩
(
ひぐらし
)
に
朝涼
(
あさすず
)
夕涼
(
ゆうすず
)
を
宣
(
の
)
らして、
日間
(
ひるま
)
は草木も人もぐったりと
凋
(
しお
)
るゝ程の暑さ、昼夜の
懸隔
(
けんかく
)
する程
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
そしていつものようにベンチを持ち出して庭に
夕涼
(
ゆうすず
)
みに出た。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
「
夕涼
(
ゆうすず
)
になってからって寸法だろう」
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
涼
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“夕”で始まる語句
夕
夕餉
夕飯
夕陽
夕方
夕靄
夕闇
夕日
夕暮
夕焼