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ゆうすずみ
ふりがな文庫
“ゆうすずみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
夕涼
75.0%
夕凉
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕涼
(逆引き)
「先生、それではもうそろそろお船の方へお移りを願いましょうか。お帰りは丁度
夕涼
(
ゆうすずみ
)
の刻限かと存じまして先ほど
木挽町
(
こびきちょう
)
の
酔月
(
すいげつ
)
へつまらぬものを命じて置きました。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
久留米の
蚊飛白
(
かがすり
)
に
兵児帯
(
へこおび
)
して、少し
皺
(
しわ
)
になった
紬
(
つむぎ
)
の黒の
紋着
(
もんつき
)
を着て、紺足袋を
穿
(
は
)
いた、鉄色の目立たぬ
胸紐
(
むなひも
)
を律義に結んで、懐中物を入れているが、
夕涼
(
ゆうすずみ
)
から出懸けたのであろう、帽は
被
(
かぶ
)
らず
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆうすずみ(夕涼)の例文をもっと
(6作品)
見る
夕凉
(逆引き)
人にさそはれ
夕凉
(
ゆうすずみ
)
に
出
(
いづ
)
る時もわれのみは
予
(
あらかじ
)
め夜露の肌を
冒
(
おか
)
さん事を
慮
(
おもんばか
)
りて気のきかぬメリヤスの
襯衣
(
シャツ
)
を着込み常に
足袋
(
たび
)
をはく。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
銀座の商店の改良と銀座の街の敷石とは、将来如何なる進化の道によって、
浴衣
(
ゆかた
)
に
兵児帯
(
へこおび
)
をしめた
夕凉
(
ゆうすずみ
)
の人の姿と、
唐傘
(
からかさ
)
に
高足駄
(
たかあしだ
)
を
穿
(
は
)
いた通行人との調和を取るに至るであろうか。
銀座
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆうすずみ(夕凉)の例文をもっと
(2作品)
見る
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