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酔月
ふりがな文庫
“酔月”の読み方と例文
旧字:
醉月
読み方
割合
すいげつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいげつ
(逆引き)
社会は冷酷すぎる。彼女は新橋で売れた芸者であったが、日本橋区の
浜町河岸
(
はまちょうがし
)
に「
酔月
(
すいげつ
)
」という料理店をだした。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「先生、それではもうそろそろお船の方へお移りを願いましょうか。お帰りは丁度
夕涼
(
ゆうすずみ
)
の刻限かと存じまして先ほど
木挽町
(
こびきちょう
)
の
酔月
(
すいげつ
)
へつまらぬものを命じて置きました。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
酔月
(
すいげつ
)
から取寄せた料理の
重詰
(
じゅうづめ
)
を開き川水に
杯
(
さかずき
)
を洗いながら、
頻
(
しきり
)
に絶景々々と叫んでいたが、
肝腎
(
かんじん
)
な種彦一人は
大暑
(
だいしょ
)
の日中を歩みつづけた老体につかれを覚えた
故
(
ゆえ
)
か、何となく言葉少く
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
酔月(すいげつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
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酔月情話
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長谷川時雨
永井荷風