“高足駄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかあしだ95.0%
たかげた5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一 東京市中自動車の往復頻繁となりて街路を歩むにかへつて高足駄(たかあしだ)の必要を生じたり。古きものなほ捨つべきの時にあらず。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
と腰衣(こしごろも)の素足で立って、すっと、経堂を出て、朴歯(ほおば)の高足駄(たかあしだ)で、巻袖(まきそで)で、寒く細(ほっそ)りと草を行(ゆ)く。清らかな僧であった。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
然(しか)も其(そ)の日(ひ)は、午前(ごぜん)の中(うち)、爪皮(つまかは)の高足駄(たかげた)、外套(ぐわいたう)、雫(しづく)の垂(したゝ)る蛇目傘(ぢやのめがさ)、聞(き)くも濡々(ぬれ/\)としたありさまで、(まだ四十には間(ま)があるのに、壮(わか)くして世(よ)を辞(じ)した)香川(かがは)と云(い)ふ或素封家(あるそはうか)の婿(むこ)であつた
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)