“たかあしだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
高足駄95.0%
高下駄5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼も妻も低い下駄、草鞋わらじ、ある時は高足駄たかあしだをはいて三里の路を往復した。しば/\暁かけて握飯食い/\出かけ、ブラ提灯を便たよりによるおそく帰ったりした。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
懐中へ手を入れて三十両の金を胴巻ぐるみ盗んで逃げようとすると、向の方から蛇の目の傘をし、高足駄たかあしだを穿いて、花車重吉という角力が参りました時には
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
庭のいさごは金銀の、雪は凍った、草履でよし、……瑠璃るりとぼそ、と戸をあけて、硨磲しゃこのゆきげた瑪瑙めのうの橋と、悠然と出掛けるのに、飛んで来たお使者はほおの木歯の高下駄たかあしだ