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巻袖
ふりがな文庫
“巻袖”の読み方と例文
読み方
割合
まきそで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきそで
(逆引き)
と
腰衣
(
こしごろも
)
の素足で立って、すっと、経堂を出て、
朴歯
(
ほおば
)
の
高足駄
(
たかあしだ
)
で、
巻袖
(
まきそで
)
で、寒く
細
(
ほっそ
)
りと草を
行
(
ゆ
)
く。清らかな僧であった。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そうすると袂が邪魔になって、手細の
筒袖
(
つつそで
)
は着られない。それで今度は手元だけ細く、袖つけの所の広くなった
巻袖
(
まきそで
)
がはやり出したのである。この袖は
一幅
(
ひとはば
)
の袖を斜めに折ってこしらえた。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
巻袖(まきそで)の例文をもっと
(2作品)
見る
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“巻”で始まる語句
巻
巻煙草
巻莨
巻烟草
巻雲
巻紙
巻莨入
巻藁
巻舌
巻狩
“巻袖”のふりがなが多い著者
柳田国男
泉鏡花