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巻舌
ふりがな文庫
“巻舌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まきじた
85.7%
まきした
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきじた
(逆引き)
中国人が、急に
巻舌
(
まきじた
)
の東京弁でしゃべりだしたのには、ちょっとおどろいたが、わけのわからないうちに安心はしない。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
父はそれがくせの、左の手でやぞうをきめて、新進的代言人らしくもなく、ならずもののような
巻舌
(
まきじた
)
で言った。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
巻舌(まきじた)の例文をもっと
(6作品)
見る
まきした
(逆引き)
「所蔵品目録だつて」平岡氏は出て来る骨董屋の顔をじろりと横目で
睨
(
にら
)
みながら、
巻舌
(
まきした
)
で言つた。「江戸つ子がそんな目録つきで品物の取引なぞして溜るもんかい。欲しかつたら
不見転
(
みずてん
)
の事さ。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
巻舌(まきした)の例文をもっと
(1作品)
見る
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
“巻”で始まる語句
巻
巻煙草
巻莨
巻烟草
巻雲
巻紙
巻莨入
巻藁
巻狩
巻物
“巻舌”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
中里介山
薄田泣菫
森鴎外
永井荷風
海野十三