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不見転
ふりがな文庫
“不見転”の読み方と例文
読み方
割合
みずてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みずてん
(逆引き)
不見転
(
みずてん
)
以外は帰ってしまうが、大阪は、時として夜が更けると、雑魚寝があるし、席貸へ行って夜明かしもするし、——つまり、飽きる所まで
大阪を歩く
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
まして、
繻子
(
しゅす
)
の襟も、
前垂
(
まえだれ
)
も、無体平生から気に入らない、およそ粋というものを、男は
掏摸
(
すり
)
、女は
不見転
(
みずてん
)
と心得てる、
鯰坊主
(
なまずぼうず
)
の青くげだ、ねえ竹永さん。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「いいえ、そんなことではありません。商売人の
不見転
(
みずてん
)
なんかに手出しをなさるよりは、はっきりこれこれときまってる方が、まだよいと思っていますわ。」
人間繁栄
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
不見転(みずてん)の例文をもっと
(12作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
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